イングランド対フランス。
この、世界史的にも様々なところで対立したり懐柔しあったりを繰り返す両国、
その試合を見る国民たちにも、並々ならぬものがあったろう。
両国のファンは、選手たちを応援するのに歌う。
イングランドファンは戦士を激励する伝統的な歌を(歌名がわからない)、
フランスファンはおなじみ「ラ・マルセイエーズ」を。
お互いに大本命であったオーストラリアとニュージーランドを下しての準決勝であったわけだが、この場合、ポスト決勝戦をやってしまったチームは燃え尽き症候群に陥りやすい、そういった点で、フランスは自滅を犯してしまっていた気がする。
両国とも準々決勝とほぼ同じ戦略で戦っていたが、イングランドの粘りにフランスが息切れしてしまった感があろう。しかし、イングランドと言うチーム、ジョニ−・ウィルキンソンという著しく突出した選手がいるために、良くも悪くもSO集権制とも言うべき形に特化してしまっているように思う。恐らくそうならざるを得なかったのだろうが、かなり特殊と言ってよいのではないか。
トライをとらなくても、敵陣に入りさえすればドロップゴールがぽんぽん入るのだ。
FWにとってこれほど楽な話はないし、仕事も大幅に減る。
BKにしても、正確無比なキックを追いかければ目の前にボールが落ちてくるのだ。
ウィルコ(ウィルキンソンの愛称)がいるだけで、チームの動きが整理されてしまうのである。
フランス選手は言いたかったろう。
「なんでやねん!ラグビーはもっとこう・・・、あーっ!(頭をかきむしる)」と。
ウィルコの存在は、事ここに至っては反則に近いと言えるかもしれない、
かつてのジョナ・ロムーのように。
ただ、この形の弱点は、要がいなくなるとチーム自体が崩れると言うことである。
事実、ウィルコが頚椎骨折で長期休場していた間、イングランド代表は拍子抜けするほど弱くなっていた。なんつーわかりやすい奴らやと、むしろ微笑ましく感じたのを覚えている。
そしてその事実はかなり危なっかしいもので、綱渡り的強さと言わねばなるまい。
「特殊化の果てにあるのは緩やかな死よ。」と言ったのは「甲殻機動隊」の草薙素子の台詞であったが、イングランド、恐らく決勝戦もウィルコ頼みになるだろう。
その相手がどんな戦略で挑んで来るのか見物ではある。
相手が南アフリカでもアルゼンチンでも、激闘になるのは必至だ。
2007年10月15日月曜日
2007年10月9日火曜日
波乱
前回波乱の多い世界杯と書いたかと思う。
またいくつか起きたようだ。
「王国」ニュージーランド、「大国」オーストラリアがともに準々決勝で沈んだ。
やはり団体競技とは不思議なものだ、負ける算段のないと言っても良い相手に負けるのである。
NZは戦術ではフランスを圧倒しながら、戦略で押さえ込まれた。
豪は戦略で勝ちながら、イングランドに戦術で転ばされた。
仏の徹底したゲームプランと絶妙なタイミングの交代選手投入、これぞ「いくさ」の感があった。英のSO、ウィルキンソンを中心とした、というより、チームとして彼を生かすために他の選手が体を張り続けた戦い方は、まさに「One for all」を地で行っていた。
上記の一事をもってしても、いかにラグビーが十五人の共通意識がキーとなるスポーツかと言うことがわかる。
個々の強さよりも(もちろんそれも重要な要素ではあるが)、集団のまとまりがものいった今回の勝敗だったと思う。
そしてこれは、京芸OBも心しなくてはならないことであろう。現役をしてさすがOBと思わしめるには、クレバーな戦略を実践するに足るわれわれの中での共通なイメージが不可欠なのだ。
これは、冗談で言っているのではなく、本気である。どうせやるなら、何で負けているのか分からないくらいの敗北感を現役に与えてやるほどのOB戦にしたいではないか。そのためにはやはり、尾中さんのいつも言われるごとく時間は早めに集まり、少し話をするぐらいの方がイイに決まっている。今度の泰造杯では、自分の入るチームでそういった戦い方をしてみたいわいとひそかに思うのである。世界杯の後でちとミーハ−だが。
とここまで書いてどうしてテレビの壊れた自分が試合結果を知っているのかと言うと、何のことはない早々に新しいのを買ったのである。
テレビデオ14型、アナログ。血迷ったのでない。地上デジタル放送を見ないことに決め、VHSとスカパースポーツチャンネルでラグビーのみを楽しむことにしたのだ。
電気屋さんでは店員に怪訝な顔をされた。
「地デジはどないしはります?」
「見ません。」
話は一瞬にして終わった。
この選択は間違ってはいないと、ラグビー原理主義者の道をひた走る自分としては信じている。
画像は新しくうちにやってきた相棒の姿である。
またいくつか起きたようだ。
「王国」ニュージーランド、「大国」オーストラリアがともに準々決勝で沈んだ。
やはり団体競技とは不思議なものだ、負ける算段のないと言っても良い相手に負けるのである。
NZは戦術ではフランスを圧倒しながら、戦略で押さえ込まれた。
豪は戦略で勝ちながら、イングランドに戦術で転ばされた。
仏の徹底したゲームプランと絶妙なタイミングの交代選手投入、これぞ「いくさ」の感があった。英のSO、ウィルキンソンを中心とした、というより、チームとして彼を生かすために他の選手が体を張り続けた戦い方は、まさに「One for all」を地で行っていた。
上記の一事をもってしても、いかにラグビーが十五人の共通意識がキーとなるスポーツかと言うことがわかる。
個々の強さよりも(もちろんそれも重要な要素ではあるが)、集団のまとまりがものいった今回の勝敗だったと思う。
そしてこれは、京芸OBも心しなくてはならないことであろう。現役をしてさすがOBと思わしめるには、クレバーな戦略を実践するに足るわれわれの中での共通なイメージが不可欠なのだ。
これは、冗談で言っているのではなく、本気である。どうせやるなら、何で負けているのか分からないくらいの敗北感を現役に与えてやるほどのOB戦にしたいではないか。そのためにはやはり、尾中さんのいつも言われるごとく時間は早めに集まり、少し話をするぐらいの方がイイに決まっている。今度の泰造杯では、自分の入るチームでそういった戦い方をしてみたいわいとひそかに思うのである。世界杯の後でちとミーハ−だが。
とここまで書いてどうしてテレビの壊れた自分が試合結果を知っているのかと言うと、何のことはない早々に新しいのを買ったのである。
テレビデオ14型、アナログ。血迷ったのでない。地上デジタル放送を見ないことに決め、VHSとスカパースポーツチャンネルでラグビーのみを楽しむことにしたのだ。
電気屋さんでは店員に怪訝な顔をされた。
「地デジはどないしはります?」
「見ません。」
話は一瞬にして終わった。
この選択は間違ってはいないと、ラグビー原理主義者の道をひた走る自分としては信じている。
画像は新しくうちにやってきた相棒の姿である。
2007年10月6日土曜日
私事ながら
テレビがとうとう寿命を迎えた。
画像がぶれてどうしようもなくなってしまった。
思えば大学二回生の頭から約十年お世話になった14型、
こきつかったものであるから、さもあろうことであるが、
しかし困ったことには世界杯がこれから佳境に入っていくところなのに、
まあえらいタイミングで壊れてくれたものである。
いやその前に、今まで大儀でしたテレビ。合掌。
今回の大会は波乱ずくめなのでかなり期待の高まりがあるのだが。
今日の夜から準々決勝が始まると言うのに、ちとあせりを感じている。
電気屋に行こう。
画像がぶれてどうしようもなくなってしまった。
思えば大学二回生の頭から約十年お世話になった14型、
こきつかったものであるから、さもあろうことであるが、
しかし困ったことには世界杯がこれから佳境に入っていくところなのに、
まあえらいタイミングで壊れてくれたものである。
いやその前に、今まで大儀でしたテレビ。合掌。
今回の大会は波乱ずくめなのでかなり期待の高まりがあるのだが。
今日の夜から準々決勝が始まると言うのに、ちとあせりを感じている。
電気屋に行こう。
登録:
投稿 (Atom)