2011年7月26日火曜日

告知

個展いたします。 

濱本 裕介展 
8月1日(月)~8月6日(土) 
午前11:00~午後7:00(最終日4:00まで) 

中和ギャラリー 
〒104-0061 
東京都中央区銀座6-4-8曽根ビル3F 
tel/fax 03-3575-7620 
http://www.chu-wa.com 

8月5(金)・6(土)、濱本は現地におります。 


お近くの方はぜひおいでください。 
お遠くの方もぜひおいでください。 

    2011年7月13日水曜日

    心の叫び 宴の折2

    参加、観戦を含め、OB戦やその他ラグビー部に関するイベントに、興味を持っておられる
    OB・OGの方々に改めて思う。「なぜそんなに?」と。
    それは、現役生である後輩たちにはなかなか理解しにくいかもしれない。
    然るにそれは畢竟、卒業生が現役の頃楽しんだから、あるいは楽しまずとも何かを得た
    からに他ならない。
    逆に言えば、一瞬にしろ真に楽しむだけの事を行い、刻み付けられるほどのことを体験した
    者達が、今でも影に日向に関係してくれるOB・OGの皆さんであるはずなのだ。
    そういった皆さんに尋ねれば必ず、その人それぞれのそうした話が口から流れ出ること
    だろう。
    前述の実感を得ぬまま、卒業してからわざわざ遠くから足を運んでくださるなどという、
    見方によったら酔狂とも思えることをやってくれるわけはないのだ。
    前回のセイジさん杯で言うなら、サワ君は神奈川から、ミヤニシさんならバイクで奈良から、
    京都のはじっこにやって来て体を張ったプレーをしてくれるのだ。

    何でやと思いなはる。

    OBプレーヤーで言うならこんなあたりだ。
    「現役の頃厳しい練習に耐え、自分は何かをつかんだ。その実感を追体験するために。」
    他の理由もあるかも知らん。
    しかし概ねこうではなかろうか。

    つまりOB・OGは、楽しむに見合うだけのしんどい目を見ながらラグビーをしていたのだ。
    若いマネージャーの訴えは、そこにあったのではないかと自分は理解している。
    「厳しさを持ってくれ」と現役キャプテンに気持ちをぶつけていた。
    おそらく、かなり長いこと胸に抱いておられたような印象を受けたが。

    表面的な装いだけでは、絶対にラグビーは上達しない。
    自分を追い込む、追い込まれる厳しさがなければ、強くはならないように思う。
    そして「サークル」と「部」の違いは、まさにそこにある。
    また、京芸ラグビーの「魂」というものの根幹も、そこにあるような気がすんのだけども。
    厳しくやっている、だからこそ「底辺で胸を張れる」のだ。

    胸を張ってやれていたからこそ今、OB戦にも来られるし、来たくなる。
    胸を張ってやれていたからこそ、息切れしつつもそれなりに強い。
    少なくとも、今の現役チームよりははるかに。
    そしてマネージャーの彼女は、そんなOBに勝ってくれろ、胸を張ってくれろとキャプテンに
    訴えていた。
    一番身近な敵に勝ってこそまずワンステップ「がんばっとんねや」と実感が持てるのだし。

    女の子にそんな調子で言われて、がんばらなきゃあ男がすたるってえもんよ。

    自分は意地悪にも、キャプテンにOB常勝宣言をした。マネ子さんと同じことを考えていた
    からだ。ここ最近ずっと思っていたことでもある。
    「このままだったらOBがずーっと勝つよ。」
    「いや、そんなことはありません。」
    「いや、勝つって。」
    「いや、そんなことはありませんて。」

    押し問答になったのだが、その理由はマネ子さんが滔々と語ってくれたので言わなんだ。
    「だって今のOB達は現役の頃、君らより厳しくやってたもん。」
    と思いませんかね。ハマモトの自惚れだろうか。

    体力・スタミナ・スピード、全てにおいて現役の方に分があるのは道理なはず。
    経験や技術を駆使したとしても、OBが不利なのは明白なのであって、それでも大差で
    OBが勝ってしまうというのは、われわれがよりひたむきにボールにからむからなだけなのだ。

    これからの現役の成長に期待したい、そして変わって欲しい。ま、次のOB戦も勝つけどな。

    「OB殺!」と言うくらいの殺気を持ってぶつかってきて欲しいもんだ。現役たちよ。
    自分は現役の頃、結構そんなつもりでやっていた覚えがあるし。

    ともあれ、大きなテーマが与えられた。
    現役プレーヤーたちよ、マネージャーの思いに応えろ。

    2011年7月8日金曜日

    心の叫び 宴の折

    ことあるごとに書いてきたが、自分はマネージャーに申し訳ないと思っている。
    いくらその仕事の一端がそういうものなのだとしても、迷惑かけたなソーリーと。

    練習中に突然鼻血を噴出させる。
    気がつけば眉から流血している
    いきなり昏倒し運ばれる。
    未洗濯のジャージを四日ばかり着て走っている。
    前触れなく嘔吐し、鼻からこんにゃくを出してへらへら笑っている。

    他のプレーヤーの名誉のために言うと、これは全て自分個人の過去の所業である。
    字面だけで見るとまるで狂人。だが、大体おんなじようなもんだろう。

    そんな病人一歩手前、いやさ、出来立てほやほやの病人そのものなる自分に
    テーピングしてくれたり、水を恵んでくれたり、ノックオンの数を計測してくれたり、
    ホンマにようしてくれたなあ、ありがたいことだったなあと思っている。

    であるのに、プレーヤーが走っている間、ただ見ているだけなんて、それはそれで
    大変だろうなあ。さぞ、彼女たちも走りたかろうなあ。とも思っておった。
    言わずもがな、ハマモトの根本的な間違い、ズレにお気づきだろう。

    ニードレストゥーセイ、ハウ、ステュッピド、アイアム。

    自分の頭の程も知れようというもの。女心が分かってないこと甚だしく、そんな
    ものだから、一日に7人の人から別々に「お前には心が無い。」などと言われて
    しまったりするのだ。
    ともあれ、自分はマネージャーに申し訳ないと思っていて、現在もそう思っている。
    わかってねーなー俺。と思うことしきりなのである。

    前置きがなごなった。
    先日のセイジさん杯のあとのバーベキューの折、マネージャーの正直な思いを耳に
    した。
    少なくともこの話の子は、非常に明確かつ単純な、強い思いを持っていた。

    お酒の入っていたせいもあろう、彼女はヤスイさんに訴えていた。かつ嘆いていた。
    かいつまんで言うとこうだ。いわく。
    「私たちは、プレーヤーのかっこいい姿を見たい。そんな姿を見られればこそ
    マネージャー仕事にも頑張れる。」
    と。
    またこうも。
    「みんなが雰囲気よく、仲良く練習できているのはわかるし、そのために新キャプ
    テンが心を砕いているのもよくわかる。しかし、負けてばかりいる。私たちは、
    彼らの勝つ姿が見たい。
    少なくとも、たとえ負けるにしろ、次につながる前向きなものが見たい!しかし
    そうなってはおらず、つらい。自分たちはどうすればよいのか・・・。」

    これには自分は、改めて結構衝撃を受けた。
    おわかりだろうか、現役マネージャーが現役プレーヤーに切実なダメだしをして
    いるのである。
    これは、OBからの説教よりよっぽどきつい。

    この言葉、プレーヤーたる我々は胸に刻まねばならない。
    「もっと現役として、ピリッとした試合をしたらんかい!」と言っているのだ彼女は。

    この場合、そうではないと言い訳はできなかろう。だってプレーヤーのことを
    一番見ているのはだれあろう、他でもないマネージャーズなんだから。

    つづくっ。

    2011年7月1日金曜日

    谷口青児杯


    セイジさんの名前を冠した試合なら、なおさら恥ずかしい試合はできない。
    「現役のための手本になる試合をしましょう。」
    というのがOBチームのこの日のコンセプトということで臨んだ日曜日。
    詳しくはOB通信にてお読みいただくとして、画像のように。
     
    この試合のためにサワ君は神奈川から参加である。ご苦労様。



    セイジさんの奥様からのご挨拶、そしてご子息のキックオフにて開始。
     
    ま、OBの完勝であった。
    新しいチームになっての初ゲームだからしょうがないかということだが、
    ほんまにそうかね~、なんて。
    でも、元気はあった。ようもバテずに最後まで声を出しよるわいと感心した。
    当日自分は久々のルースヘッド(左)プロップだったのだが、その対面に居た
    現役君のタックルがかなりよかった。そのせいで自分はノックオンをやらかし
    たりした。現役No8の彼の名前も間違えるし、あかん。
    写真入りメンバー表とかがあったらなと思うが、多分それでも憶えんだろうな
    自分は。
     
    とにかく、個々では光るものが見えていて、伸びて欲しいもんである。

    最後はみなで輪になって声入れ。


     




    そして試合後、バーベーキューの模様である。



    そこで、マネージャーの思いも聞けて大変勉強になったのであるが、それは
    次回にまわす。
     
    とにもかくにも、そんなに暑くもなく、楽しく過ごしたセイジさん杯であった。