2010年7月25日日曜日

告知

相変わらずこの場を私物化している引け目を感じつつ、告知です。

東京・銀座にて個展いたします。



 濱本 裕介展
8月2日(月)~8月7日(土)
午前11:00~午後7:00(最終日4:00まで)

中和ギャラリー
〒104-0061
東京都中央区銀座6-4-8曽根ビル3F
tel/fax 03-3575-7620
http://www.chu-wa.com

8月5・6・7日、濱本は現地におります。(最終日の7日は午後2:30まで )
お近くの方はぜひおいでください。
遠くの方もぜひおいでください。

2010年7月23日金曜日

フリーキーラヴ・トゥー・ザ・楕円球

今まで、ラグビーのラの字も出てこない生活をしていた時期が多々あった。  そうなると、鬱屈した。
 大分といらいらする。  
満たされぬラグビーへの思いが高まり、どんな場合であれ、そんなんが高まりすぎると、人は
変になる。  その噴出した形が自分の場合はこうなった。







ちょっと前だが、仕事の合間に油性のマッキーで無心に描き倒してしまった。
何でこうしようと思うに至ったのかも思い出せない。
気持ちのぶつけ方が根本的にまと外れをかましてもうとるなこりゃ。
しかしこの「まと外れ」というのが自分の今までの人生でよーく絡んでくる。言い換えるとまと外れ、
という言葉がハマモトを理解するうえでのキーワードとなるのではないかいなとも思うのである。
いや、理解せんでもいいのだけれど。

まと外れの~人生なの~なんつって石川さゆり調に。

閑話休題。
しかし写真は、とりあえず自分の情念が形になったものとして、改めてなるほどな~なんつって
感心してしまっている。
これをするだけのエネルギーがあるなら、もっと他に表現なりなんなり出来たはずだと思う
のであるが。
ままならんもんだ。

2010年7月22日木曜日

雨の日の試合は耳の中までじゃりじゃり

インゴールにボールを持っていき、もうトライ確実!という状況でなぜか得点できないという
不思議が 発生することがある。

かつて自分が目の当たりにしたそれは、二つ。
○インゴールノックオン(映像)。
○余裕の独走で走りこみながら、そのままデッドボールラインを走り抜けてしまった。

後者の場合は、高校経験者でありながらデッドボールラインというものの存在をそれまで知らなんだ
 という、とんでもないつわものがやってのけたすさまじいとも言えるミスであり、後で試合中に
「あのさあ、デッドボールラインってなに?」つって聞かれた日にゃあ、言葉を失った記憶がある。
まじで?
と。

ほとんど漫画な状態なわけだが、今日(前の前の日曜日)、またしてもその漫画的状況に立ち
会う ことが出来たのである。
雨の降りしきるOB戦、重馬場であった。
前半の頭、現役サイドゴール前に攻め込んだOBチームのモール、跡1メートルの地点。
自分はセンターで出ていたがモールに入って押していた。
おっ、いい感じ!よっしゃあ、プッシュプッシュ!ああ!ライン入ったんちゃう?

ん?

どこまで行くの?何?あれ?おお?もう押さんでええよ、トライトライ、ストップストップ!
現役ディフェンスを粉砕してインゴールになだれ込んだOBモール、そのままなだれのようにデッド
ボールラインを越え、ボールはデッドになりにけり。
ボールを持ってむっくり起き上がったのはヤスイさんであった。
しかしモールに入っていた大半のOBがデッドボールラインを越えた事にお気づきでな い様子。
あれ~?
「雨でラインが消えとって分かれへんかってん。」
とはヤスイさんの言。
たしかに雨の中、草原のようなウチのグラウンドではラインなんてあって無きがごとくのもの、
びっくりしたが、こういうことは起こりうるのである。

しかし自分はこれを吉兆と見た。
なぜといって、モールにこだわり、デッドボールラインを越えてまで押し込もうという気持ちの充実、
そしてトライにならなかったとはいえ、さして気落ちしていないOBチーム。
お、今日はいけるなと思ったのだ。

この日OBは一人落ちの14人であり、しかも雨。相手の現役は助っ人入りの15人フル、かつ30分
ハーフ、ゲームキャプテンの自分ながら、実は「今日は負けるかな?」と、ちっとばかし弱気であった。
「こっち一人減らしますか?」
と現役からの申し出があり、受け入れてよかったのだが、しかし自分は、フジイさんなら絶対に
こう言わはるやろうと思い、
「いや、このままでいい。時間も30で。」
と言ってしまった。

しかしふたを開ければ重馬場をOBは駆け回ったのだ。ゴール前を意地で守り、ラインは一番外
まで回る。
ええタックルを繰り返す。
現役にトライをさせない。
繰り返すが、一人人数の少ないながらである。
久しぶりにラグビーをやった自分としては、めっさ楽しいゲームだった。
言ってみれば背水の陣をほんまに良く戦った。
そして自分は背水の陣、という状況が大好きなのである(人数が少ないとか、スタミナがないとか)。

骨惜しみしないプレーの連続、いい試合が出来ました。
現役の決定力のなさ、と言ってしまえばそれまでなのだが、それよりも、よく守りきったOBを評価
すべきだろうとひいき目でなく思ってしまう。

ところでここ最近、いくら体を鍛えていてもラグビーそのものから離れることで、気持ちが萎えて
いく自分というものを意識してしまった。
家で試合の放送も見ることなく、忙しさにかまけて日常に埋没していると、ずんどこ気持ちが
しおしおになっていき、
「あれ?おれ、ひょっとして引退?」
てな気分になってしまうのだ。
これ、いけませんね。
左右に頬をふりまわし、心の中に塩をまいた。魔がさすとはこのこと、なし崩しで心が弱り、名実
ともに楕円ワールドからおさらば、何てこともけっこうあるのだろう、いや、いかん!

とりあえずトライネーションズ観よ。

2010年7月3日土曜日

レッツ殺!

 な気分である。
たわけもの・くそったれ・人でなし・いけず・ガッデム・フールエディエット、
思いつく悪口アンド罵詈雑言を数々並べ、憎しみを吐き出しつつ酒をあおってかましたい。
こいつあ夢も希望もない。

こうした、不特定多数の人々の目に触れる形の書き物に、個人的なねたみそねみうらみつらみ、
その他ダークな感情を込めるのは感心できる話ではないのだが、ご容赦いただきたい。
だってラグビーできないんだもん。
加えてせっかく頼ってくれた後輩の期待を裏切るなんてしたくないじゃないか。
申し訳ない気分で満腔が満たされているのである。

先日、現役から試合の助っ人を依頼された。
日曜日、いけるかなと思ったら、その日は日曜出勤であった。
がー!
仕事で楽しみを削り、墨を口で咀嚼するような気分で働くなんて立派ね大人よね。というイメージを
われわれ日本人はいつから、なぜ持つに至ったのか、責任者と話がしたい。
ヤハヴェだって世界を作った七日目にきっちり休んどるじゃないかね。
神さんでさえ休みが必要なのに、その似姿として作られたわれわれが休んだらあかんなんて法が
あろうか、いやない。
しかも巷じゃあ週休二日がはびこり、イイ感じになっているというのに、週休ゼロなんて時が
あっていいはずがない、エイメン。

だから休まして。そしてラグビーさせてくれ。

こんなことを言い散らす自分は社会人不適合ダメ人間かつわがまま坊っちゃんなのだろうか。
みんながんばっとんねんと言われればそうなのだが、でも!
楽しいことと仕事がブッキングして仕事を選択せんければならない状態の自分に腹が立って
しまった。
早くこの境遇を抜け出し、わがペースにそって日々を暮らすハッピーをつかむのだ。
そう心に決めてしまった。いわんや制作活動をや。

たかが日曜出勤で絶望的な気持ちになって愚痴をはき連ねねばたまらん自分を、みなさん
笑っておくんなさい。
冒頭酒をあおってかましたいなんつってて、実はタイムリーに飲みながら書いているのであります、
エイメン。

マイナスな日記ですんませんした。