本日、自分はOB戦に行かなかった。
一度は行くと言っていたが、その後断った。
ラグビーの試合を断って何をやっていたのかというと、
ラグビーをやっていた。
そして生まれて初めて、アキレス腱を切った。
自分の足の腱が切れる音を聞くと言うのは、なかなかできる
経験ではない。新鮮であった。
批判、おしかり、諫言等々、OBならびに現役には申し訳ないと
いう他ないが、今回は自分なりの必然性があったので、京芸に
行かなくて悪かったとは思っていない。
一言でいうと、京芸OBとしてでなく、自分において、いちプレーヤー
としてのありかたを選ばせていただいた。
トップリーガーでもないのに、えらっそーな言い分であるが。
近鉄ライナーズOB VS 関西ドクターズ
今日自分が出場した試合である。花園ラグビー場第2グラウンド。
こちらも京芸OB、エグチさんに誘っていただいた。現在エグチさんは、
奈良の「生駒クラブ」というところでプレーされているとのこと。自分の
7つほど上の方で、現役時代はCTBとして、「鎖骨折りのエグ」の
異名をほしいままに、タックルに来た相手の骨を、その殺人的な
あたりで文字通り折りまくっていたそうな。と、ヒッチさんに教わった
ことがある。
他にも、数々の伝説を残しはった世代の一人で、
「京芸ラグビー部は宗教団体」という噂を作り、
「試合中故意の反則をしてきた相手を、審判の目の前でしばき回した」
などの破天荒な話を聞いた。
しかし、四芸連続優勝の口火を切ったのはエグチさんの代からなの
である。
試合は、ライナーズOB側で出させていただいた。
草ラグビー者として、こういった試合に出ることができるというのは、
幸運である。だって、あの紺に赤のライナーズジャージを着て、
芝グラウンドで試合できるなんて。
写真はそのジャージを着たエグチさん。