2010年1月31日日曜日

ハッピーなひととき

時間がたってしまったが、自分と同回生の副キャプテン、キムラ君の結婚披露宴について。
わざわざ人の結婚祝いをレポートするというのは良い趣味とはいえないかもだが、印象的で
あったので。

ラグビー部の、同回生の結婚披露宴に顔を出すのは今回が初だった。
かえすがえす思い出されるのは、初めて彼を見た日のことである。
隠しようも無く「ど」の付く田舎者であった自分が、彼を見たときどないに思うかというのは、
想像に難くない。
「あ、ヤクザが芸大におる。」
と、ぽんと思った。ごっついインパクト、カルチャーショックと呼んでよいものだった。
落とし前とか言って小指をつめられてしまうのではとびびっていた。

大学入学のその日から幾星霜、今、眼前に緊張の面持ちで紋付袴、新婦をとなりにして
座っているその姿に、なにやら感慨めいたものが無いでもなかった。
すごくしおらしく見え好感が持てた、嫁さんへの気配りも常に欠かさぬ。しかし披露宴の
新郎っちゅうのはそんなもんなのだろう、あれほど真っ赤っかになる彼を見るのは初めてで
、なんだか新鮮だった。
あの赤さはお酒のせいだけではあるまい。
幸せになってほしいものである。

閑話休題。
こういう場で面白いのはなんと言っても宴会芸であるが、さすが芸大関係、期待を裏切ることは
なかった。
自分はしょっぱなに三線を歌っただけだったのだが、その後に続いた面々はまさしく「芸」で
あったと思う。改めて感心してしまった。
自分ももっと磨かねば!なんてへんな発奮をしてしまった、だって面白かったんだもん。

自分のあとには後輩、マーコちゃんが踊り倒してくれた。面白かったのが、終わって舞台袖に
もどってくると、彼女、その場にがっくりと崩れ落ち、「反省モード」に入ってしまったのである。
あるいはやり切ったことからの脱力であったのだろうか。おつかれさん。

次はライメイ君とハガワ君の漫才だったのだが、パンイチ・網タイツのハガワ君が、ヨクラさんと
ケンタさんの愛娘さん二人にウケまくっていた。幼いころからそういった空気に触れておくことは
非常に良いことだ思うので、これからもどんどん顔を出して欲しいものだ。ヨクラさん愛娘の、
りんごの様につやつやと輝くほっぺが忘れられない。

そして次は、東京からお越しのチャーリーさんの裸芸、音に合わせてビキニ姿で練り歩いて
いただけなのに、どうしてあんなに面白いのか。もう人徳、オーラの域に達している。
この辺りで、もう皆さん立ち上がっての拍手喝采、一体感さえ出始めとった。
(東京からはわざわざ5人ほども出席があり、こちらとしても嬉しいものがあった。)

で、同回生ノハラ君と、後輩マサダ君の、あれはなんと呼べばいいのだろう、ミュージック演芸
とでも言おうか、見た人にしか分からない独特の芸へとなだれ込み、最後はナカノ君・フジイ君・
ヨコタ君の危なげないトリオ芸で結ばれたのである。
近くにおられたヒッチさんの
「いやー、彼らは、やる人たちやね!」
のコメントが全てを物語っていた。自分としては、見ていてすばらしい幸福感あふれる披露宴で
あったと思う。また、ヒッチさんを始め、本当に久しぶりにお会いできた方々もおられ、そういった
面でもうれしかった。
なんか芸だけのことばっかり書いてしまったが、そういったものに彩られた結婚を迎えた
キムラ夫妻、おめでとうさんです。
重ねて、幸福を。

そうそう、ユイさんの記録しておられた、シャ乱Qを台湾語?で歌いまくるキムラ君の映像と、
ライメイ君が題字を作り、新郎キムラ作の新郎新婦の生い立ちムービーも大変面白かった。
キムラ君、ちっちゃな頃からあのまんまだったのだなあ、やっぱり、と思ったのである。
そして、あの場をセッティングしてくれた、フジイ君たちの苦労にも、感謝せんければならぬなあ
と思うのだったが、やはりこの空気は、芸大ラグビー抜きでは考えられない状況だったわけである。
なんとも数奇といえばそうだ。ちと強引か。

※画像につきまして、顔ははっきり映っていないので良いかと言う判断で載せてしまいましたが、
一言いただければすぐに編集いたしますので、ご指摘くだされば幸いです。



2010年1月10日日曜日

ちゃんとメシ食おうね

花園で東福岡高校が圧倒的な強さで優勝した。
ここの選手の身体能力(体幹の強さ)が以上に高くなかったか?
いい選手が集まっているせいもあったからだろうが、まず倒れない。そして15人全員足が速い。
攻撃にしてもディフェンスにしてもわらわらと人数が湧いてきて、それがずーっとノーサイドまで続く。
すごいスタミナ。
しかしそれは、決勝戦の相手の桐蔭も同じタイプのちーむだった。両チームとも、ランニングラグビーが特色なのである。
では、勝敗の差となったのはなんだったのかを考えるに、自分は「めし」だと思う。
練習の効果をすばやく体に反映させる、要するに筋肉を大きくする、には食事が不可欠だ。それも
食べ方、メニュー、量、全てが反映されるはずで、ただ量を食うだけでは十分ではない。

例えば力士だが、早朝から朝飯を食べずにきつい稽古をし、その後朝食兼昼食のようにちゃんこ
を食べる。朝に食べずに動かされた体は栄養素を欲し、吸収率が高まっている。そうして食べる
ことにより、効果的に体を大きくすることができるのだそうだ。
それもあり、力士の場合、成長期が23歳頃まで続く。もともと大柄な少年たちが、さらにその稽古
と食事のペースによって大きくなるのだ。
まあそのあたりの話は、われらがマニアックFB、フジサキ君に聞くとわかりやすい。

ともあれ、今回の花園見ていて思うのは、それはいつもなのだが、基本が徹底的に守られている。
結局そこだ。低いタックル、こけてもすぐ起きる、簡単に転ばない。どのチームもそれがすばらしかった。
見習わなければならない、あのひたむきさ。
しかし、同じ練習をし、似たような能力を持ち、体も似たサイズであった場合、何が差になってくるといって、
それは日々の食事なはずだ。東福岡、練習以外で栄養面においてもかなり気を使っているはずだ。
あと根性かな?
でも花園の決勝戦で戦おうなんてえチームだから、根性で言ったら両校ともすごいに決まっている。
だから決勝戦を見ていて「ん!メシだ!!」強く思った。

みなさんも食事は大事ですね、しっかり食いましょう。

2010年1月6日水曜日

年の初めに










ここ二年ほど、ラグビー部と関係はないのだが、茨木市在住の先輩(サッカー部OB)の家で
新年会に寄せてもらっている。
学生時代の下宿が同じだった関係もあり、お付き合いさせていただいている。
世代的に言うと、自分が一番下で、大体自分の4~6年上の方々がほとんどかなと。
「わ~元気い?」
「おおっ!来とったんか、ひっさしぶりやの~。」
こんな言葉が飛び交う中、皆さんがんがん飲まれていた。
自分はこういう飲み会が大好きである。ほのぼのといけるのでずーっと飲んでいられる。

10人強の人がおられ、ラグビー部OBでは、オヤドマリさん、ナカヒガシさん、トキエダさんがおられた。
ほかにもみなさん、自分にとってはいい先輩方ばかりなので、自然にほほがゆるみ、ハッピーな
気分になれた。

しかしこれはマジメに思うのだが、みなさん年をとらない。ほんまに変わらない。
たぶんじじーになってしわしわになってもお互いおんなじこと言うてるで、というのは、トキエダさんの
言であったが、なるほどです。でも、それも楽しいですよね。

結局、夜中の3時ごろまで飲ませていただき、自分にしては珍しいことなのだが、ほろ酔い加減の
いい按配で帰宅できた。
来年も寄せてほしいなと望んでおります。

そしてこのブログ、本年もまたできるだけたくさん記事を書き、見られる方々のささやかな暇つぶし
になればいいなと思っております。また厳しくご指摘等いただければとも思っております、そういう
ことでぜひ、よろしくご指導のほどお願い申し上げます。





新年と言うことで、こんなんして遊んでいる私です。OB、オールドボーイ、歳くっても少年だぜ
ということで。
アダルト・チルドレンと言った方が当ってますかね。ビバ・ラ・ラッサ!