2011年1月26日水曜日

好きな歌を聴こう

家のコンピュータがえらい調子を崩してしまい、投稿が遅れた。

音楽の中でも、どちらかというと女性ボーカルが好きだ。ただ、自分の場合

明確な嗜好や知識はあまり無く、だから誰の彼のという指定はない。その時耳にして
心地よい音楽及び歌を聴く。
クラシックの翌日はおムード歌謡曲が聴きたくなったり。

ipodなんちゃな物は何物だ?だから、音だけ聞いたことがあっても作者や歌い手が
わからん、ということがよくある。
そして、ある曲が欲しい! となるのが往々にして街中や店内でふいと流れるもので
あったりするのだ。
あ、この曲欲しいぞと思っても流れ去って終わり、になりがちなのだが、自分はなるべく
その時にサビを覚える様にしている。サビを憶えておくと別の場面で耳にしたとき確認
しやすくなるからだ。
その時点では曲名もわかっていないけど。

しかしたまらん手に入れたいときは、CD屋に行って店員さんの前で「歌う」。

「こんな曲なんですけど、聞いてください。」

好きな人に歌で愛の告白をかますちょいとズレた高校生のように、サビの部分を。

もちろん恥ずかしい。

自分の歌唱力に自信があるわけでもなく、カラオケなんぞは半年に一回誘われて行く
程度だ。あからさまに当惑する店員さんもいる。そら当然。
しかし、そのくらいしても手に入れたい曲っていうの?そんなこと皆さんも心当たりが
あるのではなかろうか。
しかしうまくしたもんで、それで結構判明するのである。今までそういったことが
二度や三度ではない。対応してくれはった店員さんありがとうである。

「ひとめぼれ」ならぬ「ひとみみぼれ」してしまうわけだ。
そんなこと自分だけではないですよね?みんなもですよね?

今回久々にそういうことがあった。
大阪の中崎辺りをそぞろ歩き、ある雑貨屋に入った時のこと。
わが耳を魅了するこの歌曲はなんぞやっ! となった。
品物を物色するフリをしてお耳は店員さんのいるレジに釘付けである。
たまらん気になったので店員さんのところまで行き、「すんません、この曲は誰のですか。」
といきなり尋ねた。
すると店員さん、丁寧に調べてくだすって、お店の申し送りノートをめくり、あ、これですね、
と見せてくれはった。

「 Vashti Bunyan 」

ヴァシュティ・バニアン。うおっ、やった。
お礼を言い店を出た。品物は何にも買わず、ただ歌い手の名前を確認するために
店に入ったようなもの、御迷惑だあったろうことよ。しかし許せ。おかげでよい曲を知った。
早速取り寄せ、今聴いているが、あーいいな。うん、よいぞ。
なんでもフォークソング全盛の頃の英国女性歌手であるとの事だが、やー、いい。

まあ、どうでもよい私的近況であった、すんません。

しかしこの話に関しては続きがあるので以下次号、なのである。

2011年1月10日月曜日

マネージャー礼賛・愛とともに

前回の続きとして。年が明けちまった。
この前の追い出し試合のとき気付いたのだが、今、結構マネージャーさんが
多いのだな。

「マネージャーもプレーをするラグビー部 」

というのが自分のひそかな夢ではあるのだが、どうだろうね諸君。
無理やりやらせるわけでなく、もしやりたいなと日ごろから思っておられるなら
ということで。

マネージャーと言うお仕事は部にとって欠くべからざる重要なものであることは
ニードレストゥーセイ。
しかしその成果たるや、縁の下の力持ちでなかなか表に出てこない。而して、
彼女らの働きを抜きにしてはわが京芸ラグビー部は立ち行かぬのである。
マネ子さんたちに迷惑をかけまくった自分が、いけしゃあしゃあと言うのはなん
だが、ラグビー部でえらいのは当然マネージャーズである。
プレーヤーは彼女達のおかげでラグビーを「させてもらっている」のだ。
プレーヤーはマネ子さんたちを本来、あがめんならん。

合宿で、昼メシが美味いからといっていつまでも食い続けてみなを待たせたり、
キャプテンのくせして二日酔いのままやって来て練習中にゲロを吐き、鼻から
こんにゃく出して彼女達から失笑を買ったり、引かせたりなんかしてはならん。

自分の場合、女心と言うものが皆目分からず、マネへの感謝の印になんかせなと
思いつつなーんもせんかった。
金もなく、プレゼントのセンスも砂漠の井戸のように枯れ果てている。ぼんやり
思っていたのは、「一緒にラグビーできたら楽しかろうな。」だった。
その発想からしてどだい間違っているのだが。
だから実際、十人以上いた自分の頃のマネージャーズを見るに、そんな思いを
抱いておった。

さらに自分のときには、実際プレーしていたマネージャーのトモちゃんがいたので、
その思いはさらにつのっていた。
別にジャージを着て走っていたわけではないが、このトモちゃん、練習の時、
フィールディングではキッカーをしたり、ハーフをしたり、大変頼もしかった。
スクリューキックなんかも飛ばし、スクリューパスなんかスナップも利いて、
下手なプレーヤーより上手だった。
そういや、バックスライン攻撃のクロスの練習までしとったな。

マネよりもだいぶ人数の少なかった我々は、助かっていた。

しかし彼女は一時期悩んだのだそうだ。マネージャーとして自分のできることは
一体なんなのかと。
もともとバレーボールをやっていた彼女の選んだ選択肢は、部の中での、プレー面
でのサポートだったのだ。もちろん普通の仕事もしていたわけだが、できるなら
プレーヤーに混じって参加したいと言っていた記憶があるから、本当にプレー
したかったのだろう。トモちゃんが特別だったと言いたいわけではない。彼女自身
で見出した選択肢がプレーに参加することだったというだけである。

ビーチタッチフットの大会にも出てみようかと話していたのもこの頃だった。
男女混成の大会だったので、面白そうだなと。実現はしなかったが。
「相手が女の子だったら、ワシらタッチはおっぱい狙おうな。」
とみなで飲みながらセイジさんが仰り、ああそれいいっすねーと笑いあっていたのを
思い出す。
みんなでできたら楽しいだろうな、なんつって。

今のマネージャーさんたちはどうなのかなと思ったりする。
もちろん、日々それぞれの仕事に誇りを持ってやってくれているのであろうし、
その仕事に軽重はない。そしてそれで楽しくしてくれているのなら、言うことはない。
ナッスィングトゥーセイ。
ただ然るにもし、自分も体を動かしたいと思っている娘さんがいるなら、ぜひ
遠慮せずにボールを蹴り、パスを放って欲しいのである。
間違ってはいけないのは、マネージャーも部員なのであるのだ。
長々書いて言いたかったのは、ラグビーライフを自分なりのやり方で楽しんで
ちょうだいね、ということに尽きる。

どうかねみなの衆。現役もOB・OGも。ハッピーかい?楕円。

最近このブログの見栄えがよろしく変化したが、OGシラユさんの尽力による。
ほんっとに自分は駄文を書き散らし、気ままに楽しんでいるだけのゆるゆるの
オヤジ、いや、オヤジの「オ」は尊敬の「御」だから取っちまって、改め、
自分はゆるゆるのヤジである。

この場を借り、シラユさんにあふれかえる感謝の念と逆巻く尊敬の意を表したい。
ありがとう。