今年も東京で、東のラグビー者、平野ゆり女史と会い、一献かたむけた。
女史と話すと、誰よりも強いラグビーへの愛をひしひしと感じ、背筋ののびる思いがする。
聞いていると、見る側としての思いが新鮮であり、このスポーツの奥深さというものを感じた。
東京芸大のラグビー部とのお付き合いも厚く、機会があれば、我々京都の方にも来て頂きたいと
思う。話をさせていただいた前日には早稲田の監督、石塚武生氏の突然の訃報もあり、
二人でその死を悼んだ。
172センチとは自分とまったく同じ慎重であり、それでもなお日本代表として「タックルマン」
の異名をほしいままにした氏の、その存在は大きいものであったのではないかと思う。残念、
そしてご冥福を。
閑話休題。
またトップリーグが始まる、楽しみである。もちろん日本選手の頑張りも期待大であるが、今年も
来日トップリーガーが気になる。各国現・元代表やスーパー14プレイヤーがうじゃうじゃいる
ではないか。中でもやっぱり元ワラビーズのラーカムのプレーが見られるのがうれしい。
リコーに所属しているが、去年このチームはトップリーグ外であったため試合が見られなかったのだ。190センチという身長ながらやわらかい独特の走りや、ここぞのところでのカットインは、見るものをうならせる。
この選手、ぎりぎりのところまで相手をひきつけてのパスが身上であったので、よく体を痛めていたが、ディフェンス側はさぞやりにくかったろう。タックルに行ってもボールを生かされ、かと言って
捨てると穴を突かれる。いずれにしろボールをデッドにできないのだ。これは守る側にうっとうしい
の一言である。どんな走りで楽しませてくれるかわくわくする。
機会があれば花園に行って観戦したいなあ。
ところで、来日外人選手は、よく「日本に来てすべてが変わった」というようなコメントをしてくれて
うれしいのだが、じゃ、どこが?というのがある。少なくとも二選手においては、あ、なるほど、
というのがあったのだ。
NECグリーンロケッツ、元南ア代表・ヤコー・ファン・デル・ウェストハウゼン選手と、
今年から近鉄(だったかな?)、NZ代表・レオン・マクドナルド選手だ。
彼らがコメントに出すほど変わった所とは。
増えとったのだ。何が?髪が。
自分の気のせいか、来日当初とシーズン終盤で、明らかに増えていた。鈍感な自分が
テレビの画面を見ても、ん?と気づくほどに。
とにかく二選手とも「ふさふさ」になっとった。
頭頂部がきているなあと思っていたのだが、今はそのかけらも無い。最新号のラグビーマガジンを
見たのだが、間違いない。個人的には驚くほどの変化だったぞ。
ここであえて言うなら自分はあげつらって述べているつもりはなく、むしろ喜ばしく思っている。
だっていずれにしろ彼らに髪を増やそうという前向きな気持ちがあったということだし、もしそれが
日本に来るまでできなかったのなら、これほどの変化は無いのではないか。悩みが消えて髪が
生えちゃったよなんてなことなら、さらにうれしいではないか。
いずれにせよ、かれらの、グラウンド風になびく髪を見るたび、自分は少し幸せな気分になるのである。
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