たとえば、そういうことだ。
自分の国歌を、涙にむせびながら歌い上げる姿。
顔がくっつきそうになるほどのメンチの切り合い。
そこにみる緊張感。
数々のプレー。
どんなスポーツでも大差はないのだろうが、生身をぶつけ合い、わが体を
削り取るラグビーというものにおいてとりわけ、感情のほとばしりは観ていて
小気味良い。
なんつーか、パトス。
世界杯が始まるのである。
上に書いたとおり、「緊張感」である。とくにわれわれにとって見れば、それを
味わう機会はどんどん減っていく。
その味を思いださせてくれる試合の数々は、やはり面白くてたまらない。
強豪国のすごさは言うまでもなく、ランキングの低い国が特に好きだ。
「ラグビーやってて良かったです!」
という彼らの声が聞こえるようである。
前回世界杯のポルトガルがまさにそうだった。
なんて楽しそうに走るものだと感動した。そしてとことん気持ちの良い負けっぷり
だった。
相手はNZ・オールブラックスである。
ポルトガル選手たちの、血管も切れよとばかりの国歌斉唱が印象的だった。
すごく前向きな力をもらったような気がして、そして、あーラグビーやっててよかったわ
俺。と思ったもんである。
そして、あんな気分が味わえるんなら、どっかの国の代表になれへんかななどと、
またもトチ狂った妄想を抱いてしまったのだ。
さあ、今回はどんな感動を与えてくれるのか、楽しみだ。
スカパーで全48試合を放送するということなので、全部見る所存である。
ところで、もし。もしこのままラグビーとトレーニングをやり続けていたら、コケの一念で
シニア世界杯位には出られるかも知れんな、なんて実は本気で考えていたりする。
いや、許したまえ。わかっているのだ、アホにターボがかかっとることは。
とりあえずIRBに頼んで作ってもらわんといかんな、シニア大会。
0 件のコメント:
コメントを投稿