2011年9月9日金曜日

前に歩くために

たとえば、そういうことだ。
自分の国歌を、涙にむせびながら歌い上げる姿。
顔がくっつきそうになるほどのメンチの切り合い。
そこにみる緊張感。
数々のプレー。

どんなスポーツでも大差はないのだろうが、生身をぶつけ合い、わが体を
削り取るラグビーというものにおいてとりわけ、感情のほとばしりは観ていて
小気味良い。
なんつーか、パトス。

世界杯が始まるのである。
上に書いたとおり、「緊張感」である。とくにわれわれにとって見れば、それを
味わう機会はどんどん減っていく。
その味を思いださせてくれる試合の数々は、やはり面白くてたまらない。
強豪国のすごさは言うまでもなく、ランキングの低い国が特に好きだ。
「ラグビーやってて良かったです!」
という彼らの声が聞こえるようである。
前回世界杯のポルトガルがまさにそうだった。
なんて楽しそうに走るものだと感動した。そしてとことん気持ちの良い負けっぷり
だった。
相手はNZ・オールブラックスである。

ポルトガル選手たちの、血管も切れよとばかりの国歌斉唱が印象的だった。
すごく前向きな力をもらったような気がして、そして、あーラグビーやっててよかったわ
俺。と思ったもんである。
そして、あんな気分が味わえるんなら、どっかの国の代表になれへんかななどと、
またもトチ狂った妄想を抱いてしまったのだ。

さあ、今回はどんな感動を与えてくれるのか、楽しみだ。
スカパーで全48試合を放送するということなので、全部見る所存である。

ところで、もし。もしこのままラグビーとトレーニングをやり続けていたら、コケの一念で
シニア世界杯位には出られるかも知れんな、なんて実は本気で考えていたりする。
いや、許したまえ。わかっているのだ、アホにターボがかかっとることは。
とりあえずIRBに頼んで作ってもらわんといかんな、シニア大会。

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