2012年9月10日月曜日

プライドではなく、「誇り」と言おう

悲しいうわさを耳にした。。
例えほかのスポーツがこうであったとしても、ラグビー選手だけは、
こうであってほしくない。
どんなに強くとも、誇りを持つことがなければ「ただ強いだけ」である。
良いチームというものに、勝ち負けの強さは正味のところ関係ない。
勝利への貪欲さを包むユーモアと、試合までに積み重ねる楕円球への
真摯さこそが、ラグビープレーヤー、「ラガーマン」たる所以だと信じている。
トップにあるチームだからこそ、そうであってほしいといつも思う。


早稲田大学ラグビー部の選手が、大学ラグビー・オープン戦で
対戦相手の帝京大学選手を「5流大学!」などと罵倒していた
ことが分かった。
早大OBらでつくる「ワセダクラブ」のサイト上で明らかにされたもので、
ネット上で波紋を呼んでいる。

  「最低だ」
  「君たちは幼稚園児か!」

 早大OBのフリーライター木村俊太さんは2012年9月4日、ワセダクラブ・
サイトのコラムでこう嘆いた。

■帝京大に0対43で大敗し…

 批判の対象になったのは、早大が帝京大と対戦した8月26日の試合だ。
この日は、9月9日からの関東大学ラグビー開幕を前に、長野県の菅平高原
でオープン戦が行われていた。

 コラムによると、早大選手は「5流大学!」と帝京大側にヤジを飛ばした
ほか、真っ黒に日焼けした帝京大選手に「クロンボ!」と叫んだ。また、
帝京のキャプテンが試合後、早大ベンチにあいさつに行くと、早大のコーチは
「あいさつなどいらない」と追い払ったという。

 木村さんは、帝京関係者から「早稲田ってそういうチームなんですね」と
言われたとし、早大は誇りも品格もないと怒りを露わにしている。試合は、
0対43で帝京に大敗していた。ちなみに、帝京は、昨シーズンまで大学
選手権を3連覇している。

 今回のことについては、木村さんは自らのブログでも試合当日に指摘
しており、反響を呼んでいる。ネット上では、「紳士のスポーツ(笑)」
「ノーサイドの精神は、どこに行ったんだ?」「ラグビーやる資格ない」などと
辛辣な声も出ているようだ。早大はブランド力で選手を集めただけなのに
その地位にあぐらをかいているといった批判や、2019年に日本で開催される
ラグビーW杯を背負うはずの選手がこれでは人気凋落に拍車がかかるとの
指摘もあった。

 コラムの内容は、どこまで事実なのだろうか。

■本人は、試合後に冷静になって、帝京の監督に謝罪

 早大ラグビー部の後藤禎和監督は、取材に対し、選手から「5流大学!」との
発言があった事実を認めた。

  「試合中に相手と交錯プレーがあり、うちの選手が激高して『5流大学!』と
発言しました。それが誰かは、私の口から言うのは控えます。本人は、
試合後に冷静になって、帝京の監督に謝罪に行き、それで納得していただきました」

 後藤監督自身は同行しておらず、事後に報告を受けたという。

 「クロンボ!」発言については、フィールド外で試合を見ていた部員の
だれかが声を出したものだという。帝京大ラグビー部には、留学生の選手も
いるが、この試合には出場していなかったため、留学生への発言ではなかったとした。

  「日焼けしていたので、そう言ったのかもしれません。罵倒ではなかったと
思いますが、どういうニュアンスで言ったのかは定かではありません」

 ただ、コーチが帝京キャプテンを追い払ったとコラムが指摘したことについては、
「事実と違うと思います。コーチの態度は丁寧でしたから」と説明している。

 監督自らが、帝京側へ謝罪などのアクションを取ることは考えていないという。
ただ、今後は選手に対し、厳しく指導するとした。

  「試合中の発言のような価値観がまん延しており、組織としての問題と
認識しています。そんな価値観は間違いだと選手らに周知し、私生活を
律するよう指示を出しました」

 実は、後藤監督は、NPO法人としてスポ―ツの普及活動をしている
ワセダクラブの理事で事務局長をしており、木村俊太さんのコラムに
ついては事前にチェックしていたという。コラムを掲載したことについて、
「事実関係が正確ではないと思いましたが、内容を変えるのはフェアでは
ないと考え、そのまま載せることにしました」と言っている。


2 件のコメント:

  1. 東京のラグビー者2012年9月14日 14:34

    今週号の週刊現代、藤島大のラグビーコラム
    上記の件とは違う話題だが、某ラガーマンの素晴らしきスピリットに触れている。

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