現役にとっての追い出し試合はOBにとって「迎え入れ試合」ということなのである。
いや、ふと思っただけなんだけども。
そして自分も追い出されて約十年になるのだなと改めて思った。若手、と呼ばれるには少しトウが立ってきたといってよいのだろうか。十年一昔、光陰矢のごとし、月日は百代の過客であるとは道理、道理。
しかし(怪我は怖いが)まだまだ全然健康体であるつもりなので、走れるときに思い切り走る心積もりは変わっていない。
さて、1週間たってしまったが、追い出し試合のことである。
助っ人も含めどうにか15対15で試合は出来た。今回はゲームキャプテンをサワ君に任せ、自分はバックローの動きに終始させていただいた。
そこで感じたことであるが、現役には必殺のサイン攻撃を作って欲しい。(名和)コーヘイさん曰く「どんなチームでもこれならゲインを切れる。というサインを持たないといけない。」
ここぞという時に必ず前進できるものが無いと、結局その場その場でのボールの動きで当たるしかない。それでも別に良いと思うのだが、疲れる攻め方だと思う。そしていかんせんイレギュラーな経験値の低い現役チームでそれをやると必ずボールは奪われる。現役の試合運びにはそういった部分が見え、ためにディフェンスするこちら側としては結構守りやすかった。
ひきかえてOBチームには、CTBマツダ君のかみそりのようなショートという道具があったので、点を重ねることが出来た。ミスの続出したOB側であったが、要所でそれがあったので勝てたのだと思う。
そして現役にもう一つ言い添えておきたいのは、マツダ君タイプの選手には、思い切り低くタックルに行かないと止まらない。厄介な相手にこそその足を止めるディフェンスをして欲しい。
この試合でよく見えたのは、来年の四芸祭に向けての現役チームの課題だったりするのである。
「低いタックル、明確な意図のあるサイン攻撃。」
こんなんでどや。
えらそうに書いているが、当たり前のことであったりもするなこれは。
まあOBが勝ったんであるが、前述のようにミスが多かった。しかし現役を1トライに抑えたのは、守るところでしっかり守っていたからであろう。お疲れ様でした。
ところで、試合後にサワ君からもらったメールがあり、細かい内容は省くが、京芸ラグビーに対するアツい決心が綴られているものであった。こういう後輩達が育ってくれたことに関して、一人喜んでいる。
OB喜ぶべし、ことほぐべし。京芸ラグビー五十周年を目前に、いまだそのタマシイは衰えることなく伝わり続けているようだ。
サワ君がどんな内容のメールを自分に送ったか、それは本人に尋ねてみてください。自分は少なからず胸を打たれた。
そうそう、今回助っ人ということで来てくれていた人で、初めて見る人がいたので、どういった関係で来られたのだか聞いてみると、現役マネージャーのバイト先の接骨院の患者です。とのことで、笑ってしまった。
当のマネージャー、「カルテに(ラグビーの練習中に負傷)と書いてあったから、受付で声をかけた。」のだそうで。助っ人さんたまげたことだろう。
「今度うちの追い出し試合に来ませんか?」
と白衣を着た(バイトとはいえ)女性看護師さんから突然言われるのである。しかも病院の受付で。その場面を想像するに、笑ってしまうのだ。自分だったら呆然としてしまうだろう。
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