2008年6月3日火曜日

ケイマン諸島の闘球士

現在、世界各地で次回世界杯のための地区予選が始まりつつある。
前哨戦はすでに開始されているのかと感心した。

その中にあって。
ケイマン諸島の代表選手として、一人の猛者が紹介されていた。
59歳(!)にして現役のテストマッチプレイヤーがいたのだ。ちょっと信じられなかった。
もちろん世界中見ても現役最年長である。ポジションは現在プロップ、普段は大工さんをしているのだとのこと。
ケイマン諸島という場所は住民の入れ替わりが早く、腰を据えて住むものが多くないのだとかで、いきおいプレーヤーも居つかない。30年間そこに住むかの選手は、過去すべての歴代ケイマン諸島代表に顔を連ねているそうだ。

「他にメンバーがいないもんだから、またやってくれと言われ続けてこのざまさ。一体いつになったら引退できるのかねえ。」

と、試合で作った青タンを顔に貼り付け、嬉しそうにコメントされていたのが印象的だった。だがしかしこの顔、絶対やめる気などないはずだと思った。
繰り返すが、もうすぐ還暦、初老の人なのだ。

いやー、やりゃあできるもんである。OBというかいまだ現役の定年還暦選手。字だけで見るとよく意味がわからない。そのぐらいすごいんだと思うが、これほどOBたる自分に夢を与えてくれたニュースは久しぶりに見た。
だって他のどんな団体スポーツにおいても、60歳になんなんとしている人間が、ある国の代表選手であり得ているなどと言う事実はラグビー以外にないのではないか。
乗馬や競輪、アーチェリーなどでは還暦近い選手はいるが、あくまで個人プレーの範囲の中でしかないのではないか。

やはりラグビーは懐のがいな(鳥取弁・大きい)スポーツなのだと再認識した。

言い換えれば、そういった魔法のような状況も事実として許容することのできる不思議なスポーツなのだろう。いずれにしろ、こういう選手の存在は、ラグビーと言うものを考える上で非常に意義深いものであると思う。

とりあえず自分は元気を与えられた。
60歳まではがんばろうとさっき決めた次第です。

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