記事をあげるのに時間がかかってしまった。ちょっと言葉を選びたかったのと、
考えがまとまるのに、自分は時間がかかるのと。
まず飯岡氏のことを。
現役が毎夏行う長野での合宿において、試合をレフェリングして下さり、
これまでもアドヴァイスをたくさんいただいていたのだとのこと。
東京の方なのだが、この日、わざわざ大阪まで来てくだすったのである。
自分はちょっとびびった。
長野では、その夏、合宿を行う学校と宿とその予定表がレフェリーに
配布される。どこでどんな学校が合宿をし、試合をするのか一目瞭然。
その中にわれらの後輩の名も明記されるわけで、飯岡氏も、「美術系大学の
夏合宿」ということで興味を持たれたのこと。氏も正直なところ、最初は
気晴らし程度の興味だったらしい。しかし実際の現役の姿を見、本気になったと
仰られていた。うれしいことだ。
何か新しいことを始めるとき、違う方向性を打ち出そうとするとき、外部からの
視点と刺激は重要だ。まさに飯岡氏の立場はそこであり、氏の接してこられた
ラグビーの環境(早稲田)から見て、芸大ラグビーの現状に対し思うところは
大きかった。なおかつ現役は悩んでおり、突破口を求めている。そして、氏は
ものすごい熱を持ち、我々に関わって下さろうとしている。実際、熱い人である。
自分は、変化を求めその材料がそろっている今が変わり時なのだろうな、
と思った。このチャンスを逃すと、また時間がかかるのだろう。要するに、
機が熟しつつある。
飯岡氏の舌鋒は大変鋭かった。
自分が現役のころ飯岡氏とここで話していたら、殴り合いのけんかになっていた
ろうなと思うほど。
たたみかけるように現役たちにアイデアを投げかけ、叱っていた。誤解が無いよう
述べておくと、氏の熱さはあえてのものであって、まず自分の思いをぶつけ、それに
対して相手がどう答えてくるか、どれほどの気持ちを返してくれるのかを推し量って
おられるように見えた。
あいてとど突きあって理解を深めるタイプの、何のことはない、この人もまごうこと
なきラグビー者なのだ。
自分の理解では、氏はこう言っておられた。
「君たちはどれほどの気持ちを持って変わりたいのか」
「自分の気持ちにどれほど本気で返してくれるのか」
だったように思う。
具体的には。
1.毎月できるだけ頻繁に、それもOBを加えたミーティングを行う。
2.費用、参加など、遠慮をせず、もっと強くOBに求めていく。我々は仲間である。
3.現役チームをクラブチーム化し、メンバーをオープンに募る。
このことが主なものだった。
1・2についてはのぞむところ。しかし3はどうだろう。恐らく意見の分かれるところ
なのではなかろうか。しかし現役の現状からすると、手段としては自然だ。
ただその場合、われわれが明確にせねばならないものがいくつかある。
それはキョウゲイラグビー部がそうである所以、われわれがもっとも大切に
しているものは何か、われわれのタマシイは何なのか。である。
恐らくそれがはっきりとしていて、各々が自覚してさえいれば、チームがオープンに
なってもキョウゲイラグビー部は変わらない。
ただまあ、これこそ自分の一存で決められることではないし、多くのOB・OGさん方の
意見をお聞かせ願いたいところなのである。
距離的、時間的にどれだけ離れていようとも、一度キョウゲイラグビーに足を
突っ込んだ人は、ずっとOB・OGだ。長いことご無沙汰だったから、と遠ざかること
こそ悲しい。
実際50周年パーティには、あんなにたくさんのメンバーが集まった。現役・卒業生
もすべて含んでのキョウゲイラグビー部なのではないか。
少なくとも今、後輩たちは変わろうとあがいている。
その気持ちに、我々は答えねばならない。
会議の中、そう思った。
何せ、金沢の現役キャプテン・マツモト君までがはるばる参加してくれ、その気持ちを
吐露してくれたのだ。五芸を良いものにしたい、自分のチームを良くしたい、ラグビーを
楽しみたい、と。
その気持ちに、われわれが何かを返してやらねば、なにをもってのOBぞ!と思った。
というよりも、仲間なんだし。
ふと頭に浮かんだ。
三宅先生やセイジさんなら、どう仰られるだろう。
というわけで、これからのことについて、話し合わねばならない時期にある。
OB・OG一人ひとりに意見を言う権利がある。そしてそれを聞きたい。
折りもおり、芸祭も近い。泰造杯というイベントがある。試合に参加するしないなど
関係なく、みなさんお集まりいただけないだろうか。
よろしくお願いいたします。
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