思わずユーチューブで、テストマッチの国歌斉唱動画を見てしまう。
特にラグビー世界杯。
以前にも同じような話を書いたが。
あれはね、いいよ。
見ているこっちが酔ってしまう。
試合前の選手たちのアップを順繰りに見せてくれるわけだが、
彼らの感情の高ぶり、なんつーかこの、
「この試合で死にます、ええ死んで見せましょうとも。」
という気合がひしひしと感じられていい。
たぶんこの気合なら、にらむだけでスプーンを曲げてしまうだろうほどに。
選手たちも感極まって泣いているのだが、観客さえも国歌の前奏で
すでに号泣しているものさえある。
なかんずく、アルゼンチンとポルトガルが好きだ。あとアイルランド。
英語発音なら「アルジェンティーナ」「ポーチョギース」「アイレアン」
と聞こえるが、この音もいい。
一体にここら辺の国歌は、徐々に高まるエネルギーを爆発させる
ような旋律であるので、いかにも戦いを前にして歌うに似つかわしい。
いわゆる強豪国の大舞台に慣れた感じのものでなく、第三のチームが
自らを鼓舞していくさまが大変感動的なのだ。
そして、みながみな歌がへたくそなのだ。まあえらい調子がはずれとる。
もう絶叫。
2007年のフランス世界杯では、アルゼンチンの大活躍が印象的だった。
しかし、自分はその影で、予選全敗退ながら存在感を示した初出場の
ポルトガル代表の見せてくれた姿勢がすんげー好きだ。
ポルトガル代表「Os Lobos (オス・ロボス)」。群狼、という意味だそうだ。
その荒削りな語感がまた彼らに合っているように思う。
予選プール落ちでけちょんけちょんだったのだが、同じプールでの
王国NZ代表戦。
あんなテンションで国歌を歌う人たちなんか自分は初めて見た。
そして、そのあとのNZのハカを前に、彼らは「嬉しそう」だったのである。
「うわ、これからおれオールブラックスと戦えるんだぜ!!」
という顔だった。
点差はついた。しかしすげーいい試合だった。
試合後もオス・ロボスの選手たちは笑顔だった。楽しげだった。
思うに、ストレートに高まりを表現する方法としての国歌は、団体競技
にとってたいへんいいと思う。やっぱり感動する。ナショナリズム
とかは抜きにして。少なくとも、選手たちは誇りを持って歌っている。
オス・ロボスは見事にそれを示してくれたのだ。
で、思うんだが、ジャパンも何かそういった歌を作ってはどうか。
試合用歌ね。
どうもこの、「君が代」は高まりに欠けるように思うのです。言葉も
戦いを志向したものでないし聞けばそもそも、日の丸も君が代も
なし崩しで日本を表すものとして使われてきたが、実は正式に
「それ!」と決められた背景があやふやなのだとか。
だったら、それ用の旗と歌、作っちゃえばよくね?と軽々しくも思う。
どんなやつがええねんと問われると困るんだが、なんかええやつ。
ただ、多分そんなことをするとなったらこの国の偉い人はまたもや、
旗のデザインはハイパーメディアなんたらの人に頼んだり、歌は
加山雄三や谷川俊太郎あたりの人にやってもらったりと、とっても
コミカルなことをしてくれると思われるので、ある意味わくわくする。
しかし、アイルランドには現に国歌の他、「そういう歌」もあり、実際
テストマッチで歌われたりするので、ありだと考えるのだが、どうかね。
歴史的背景?そんなものはこれから積み重ねて行ったらいいものだし、
いまこそ「混迷の時代に生まれた応援歌」になるのでないか?
あ、でもそれ、長渕剛がもうやってるのか。ヨーソロー進路はひがあしへ~!!
何と言っても、大会テーマ♪World in Union♪がいいし、好き。(ラグビーを知らない人には、平原綾香の英語版?なんて捉えられているのが、腹立たしい!)
返信削除テンションの上がる試合歌は必要だよね。
国歌に代わるものが無理なら、応援側で一緒に歌えるものを考えようって提案は、東京の応援団(主に、高田馬場ノーサイドクラブ常連メンバー≒アンバサダー・ワークショップ参加者+スクラム釜石)でも出ています。
今週末、初めて釜石に行って来ます。宿は歌うプロップ・長山時盛と一緒だから、またセッションかまして来ようと思っています(私がキーボード)。
ヒラノさん>
返信削除やはりそう思いますよねー。
イングランド代表ファンがスタンドを震わせて歌う応援歌もぐっときます。
でも、東京のほうでそんな動きがあるとは知りませんでした。実現してほしいなあ。
釜石行、どうぞお楽しみください。キーボードとはまたかっこいい。
くわー楽しそう。